切ったり皮をむく作業が面倒でついつい敬遠してしまいがちなくだもの。
そんなくだものを長期保存できいつでも手軽に食べられるのがフルーツの缶詰です。
その便利なフルーツの缶詰が余ってしまう、なんてことないでしょうか?
余った時はもちろんですが常備食としてフルーツの缶詰を冷凍保存すると、とっても便利なんです!
そこで今回はフルーツの缶詰の保存方法を紹介していきます。
フルーツの缶詰はそのまま保存NG
フルーツの缶詰を開けて余ったからといって缶のまま保存することはおすすめできません。
その理由に缶詰の素材が関係していて、フルーツの缶詰は内側が樹脂でコーティングされていないブリキ缶が多いことがあげられます。
内側をコーティングしていないブリキ缶は、開封したまま置いておくと空気に触れスズが溶け出しやすくなってしまいます。
スズは微量の場合は体外に排出されるので心配いりませんが、大量に溶出したことによる食中毒事故も過去にあったため長時間の缶での保存は注意しましょう。
開封後は缶から別の容器(プラスチック、陶器、ガラスなど)に移して保存するよう缶詰にも書いてあるのでチェックしてみてください。
フルーツの缶詰は保存できるのか
開封したフルーツの缶詰は生ものと同じ扱いが必要。
開封前の缶詰は微量のスズで中身の色や香りの変質を防いでいますが、保存料などが入っていないので賞味期限は短いです。
別の容器に移して冷蔵庫に保存した場合でも1~2日以内には使い切りましょう。
それ以上保存したい場合は冷凍保存が可能になっています。
冷凍保存の場合2週間ほど保存可能でなので、いつでも簡単便利に冷凍フルーツが使えるのでおすすめです。
それではとっても簡単なフルーツ缶詰の冷凍方法を見ていきましょう!
フルーツ缶詰の冷凍方法
フルーツの缶詰を冷凍保存する方法は簡単!
- シロップからとりだす
- クッキングシート+ラップにならべる ☜プレスンシールがおすすめ!
- 冷凍庫で冷凍させる
- 冷凍したらクッキングシート+ラップからはずす
- ジップロックにいれ保存
1.シロップから取り出す
シロップのまま凍らせるのもありですが基本的に中身のみ使うので、中身とシロップを分けて軽く水気を切ります。
このとき水分が気になる場合はキッチンペーパーでふき取りましょう。
残った缶詰のシロップは砂糖などの糖液からできていて直接飲むのは気が引けるので、料理に使ったり他のものに活用しています。
2.クッキングシート+ラップにならべる
次に凍らせる準備をしましょう。
大きいものはカットし食べやすいサイズにし、平らなお皿の上にクッキングシートを敷き重ならないよう1個ずつ間隔をあけて並べます。
お皿に直接のせるとはがしにくいですがクッキングシートを敷くことで、いっきにとることができます。
その上にラップをかけて準備完了になります。
プレスンシール(高密着性プラスチックラップ)があればお皿、クッキングシート、ラップを使用せず冷凍した後もそのまま保存可能なのでおすすめです。
3.冷凍庫で冷凍させる
準備ができたら冷凍庫に入れましょう。
カチコチになるようしっかり凍らせたほうが良いので、半日以上冷凍するのが良いと思います。
プレスンシールを使って準備した場合は凍らせてそのまま保存可能なのでここで完成です。
4.冷凍したらクッキングシート+ラップからはずす
クッキングシート+ラップ で作った場合は、はがす作業が必要になります。
冷凍庫にいれたフルーツが完全に凍ったらラップとクッキングシートからはがしていきます。
クッキングシートを敷いてるのでフルーツがスルスルっとはがれてくれると思います。
5. ジップロックにいれ保存
出来た冷凍フルーツを保存容器に移します。
タッパなどでもいいですが、なるべく空気に触れないようジップロックなど空気が抜けるものが好ましいです。
あとは冷凍庫で保存すれば、とても便利な常備冷凍フルーツの出来上がりになります。
缶詰で作った冷凍フルーツ活用法
缶詰で作った冷凍フルーツは甘いのでそのまま食べたり、少し手を加えるだけで色々なバリエーションができすごく便利!
日々の食事に活躍してくれます。
使い方はたくさんありますがその中で何個か紹介していきますね。
- お弁当
- ヨーグルト
- ジュース
- パンケーキ
お弁当
お弁当の隙間にちょっとフルーツを入れたいなんて時ありません?
時期によって高かったり、切ったり剥く手間ありますよね。
フルーツの缶詰だと年中価格が変わらないし、最初からカットしてあるのであらかじめ凍らせておくだけでOK。
お弁当箱に詰めるだけととっても簡単で便利です。
また凍らせてそのまま入れることにより保冷剤効果も期待できるので優れものです。
ヨーグルト
プレーンヨーグルトに甘みがほしい、栄養価をアップさせたい、バリエーションを増やしたい時に冷凍フルーツが便利です。
材料:プレーンヨーグルト、冷凍フルーツ、はちみつ、きなこ
これらの材料を混ぜるだけ!
市販のものより果糖を抑えられ栄養価が高く、冷凍フルーツの食感がシャーベットみたいでとてもおいしいですよ。
ジュース
スムージーやミックスジュースにも冷凍フルーツがあればすぐに作ることが可能です。
材料:冷凍缶詰フルーツ(パイナップル、桃、みかん等)、冷凍フルーツ(バナナ、イチゴ、ブルーベリー等)、はちみつ、牛乳(豆乳、ヨーグルト等)
お好みでこれらの材料をミキサーにかけるだけで、体にやさしいジュースが出来ます。
冷凍フルーツを冷凍庫に何種類か常備しておくと、その日の気分によって色々な組み合わせで作ることが出来るのが魅力です。
パンケーキ
パンケーキのトッピングに冷凍フルーツでソースを作ることができます。
材料:冷凍フルーツ、はちみつ
冷凍させた缶詰のフルーツ(桃がおすすめ)をぶんぶんチョッパー等で細かくして、はちみつを混ぜるか上からからかけるだけで完成!
パンケーキの熱で少し溶けるところがとても合います。
まとめ
今回は缶詰のフルーツの冷凍方法とその方法と活用法を紹介していきました。
手順は5つ
- シロップからとりだす
- クッキングシート+ラップにならべる ☜プレスンシールがおすすめ!
- 冷凍庫で冷凍させる
- 冷凍したらクッキングシート+ラップからはずす
- ジップロックにいれ保存
このステップで簡単にいつも冷凍フルーツが使えてとっても便利です。
フルーツの缶詰の保存に困っている方がいたら参考にしていただけると幸いです。
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