最近、「SDGs」や「サスティナブル」、「脱プラスチック」など環境問題についての言葉を聞く機会が多くなって関心を持つひとも増えているようです。
そして話題になるほど、環境問題は真剣に取り組まないといけない段階にきているようです・・・
環境問題について話すときにはずせないのが、ゴミの問題ですが、自分が出しているゴミの量をご存じでしょうか。
実は家庭で出るゴミの量が気になっていたり、ゴミの量を減らしたいと考えている人もいるでしょう。
▼そこで今回は以下のことについてまとめていきます。
- 家庭で出るゴミの量
- ゴミを減らす取り組み
- 実践した結果どう変わったのか

では、さっそく見ていきましょう!
家庭で出るゴミの量

ゴミを減らす取り組みを始めるには、まずゴミについて知るのが良いでしょう!
日本で出る1年間ごみ総排出量は4,274万トン(東京ドーム約115杯分)、そして1人1日当たりのゴミの排出量は約918gと言われています。
家庭で出るゴミのなかでも生ゴミ、紙類、プラスチックが多くの割合を占めています。
例として、札幌市の家庭ごみ全体組成を見てみましょう!

このことから、まずゴミを減らすには割合の大きい生ゴミ、紙ゴミ、プラスチック類について考えていくのが良いでしょう。
ゴミを減らす取り組み29選


実践している内容を参考までに紹介していくよ!
【生ゴミ(燃えるゴミ)編】
- 生ゴミを乾燥させる
- 生ゴミはキエーロに入れる
- 食材の捨ててしまう部分を極力減らす
- リボベジをする
- 賞味期限が近いものを積極的に選ぶ
- 食べ残しをしない
- キッチンペーパーをやめた
- 流せる掃除シートをやめた
- フローリングワイパーシートをやめた
- 不用になったものは売る
- ウエスを作る
- ネット購入の場合、簡易包装を希望する
▼生ゴミを減らす取り組みについてはこちらの記事をで詳しくまとめています。
【紙ゴミ編】
- 裏が白紙の紙はもう一度使う
- 本は図書館も利用する
- 分別して資源回収へ
裏が白紙の紙はもう一度使う
学校から毎日持ってくる大量のプリントや、チラシなどで裏が白紙の時は再利用。
メモに使ったり、子供のお絵描き用にもう一度使ってから資源回収に出すようにすることで、無駄な紙を減らすことが出来ています。
本は図書館も利用する
読みたい本が図書館にある場合は、借りることで紙の資源ゴミを減らすことができます。
分別して資源回収へ
段ボールや牛乳パックはもちろんですが、学校のプリント、お菓子の箱、封筒など今まで雑紙としてゴミで出していた紙類を分別して資源回収へ出すようにしました。
資源回収へ出すことで、再生紙としてリサイクルしてもらうことができます。
【プラスチック類編】
- スーパーでポリ袋を断る
- スーパーで食品を小分けにするポリ袋をやめた
- マイバックを常に持ち歩く
- プラパッケージフリーの野菜を選ぶ
- ラップをやめる
- ジップロックをやめた
- プラ保存容器をやめた
- ラベルフリーのペットボトルを選ぶ
- 竹歯ブラシに変えた
- 紙で出来てる綿棒に変えた
- アウトドアで使うプラ製のコップや皿をやめた
- シャンプー、ボディーソープ、洗顔、ハンドソープをプラフリーに変えた
- ナプキンをやめた
- ゴミ袋を小さくした
▼プラスチック類のゴミを減らす取り組みについてはこちらの記事をで詳しくまとめています。
ゴミを減らす取り組みを実践したら、こうなった

- ゴミが少なくゴミ袋が小さくなった
- ゴミ箱が臭くなくなった
- 不要なものを買わなくなった
- 物を大事にするようになった
- 家の中がすっきりした
- 食べ残し、食品ロスがなくなった
- 勝手に節約になった
ゴミが少なくゴミ袋が小さくなった
当たり前のははなしですが、ゴミを減らす取り組みをすることでゴミが減り、ゴミ袋のサイズも小さくなりました。
我が家は4人家族で、取り組む前の燃えるゴミの袋は20ℓ(満杯)を週2回出してたのですが、ゴミを減らす取り組みにより、5ℓ(余裕がある)の袋を週2回に減らすことが出来ました。
ゴミ袋が小さくなったということはゴミ箱も小さくできるので、その分家がすっきりします。
他にも、ビン・缶・ペットボトルのゴミはほとんどでなくなったので、ゴミを捨てに行く回数が減ったのもメリットのひとつです。
ゴミ箱が臭くなくなった
燃えるゴミのゴミ箱が、開けるたびに生ゴミで臭かったのがストレスでしたが、生ゴミを乾燥させたりキエーロに入れることにより全く匂うことがなくなりました。
不要なものを買わなくなった
今まで当たり前に必要だと思ったものを、まず、今あるものでどうにか代替えが効かないかを考えるようになりました。
例えば、キッチンで使うもので言うと、ラップやジップロック、アルミホイル、ポリ袋などは実はなくても困らなかったんです。
物を大事にするようになった
捨てる前に、再利用・修理することはできないかを考えるようになりました。
例えば、穴が開いた服や靴下は燃えるゴミとして捨ててしまっていましたが、縫って再度使用したり、ウエスにすることで違う用途として生まれ変わり最後まで使いきることができます。
家の中がすっきりした
不必要なものを買わなくなり、ゴミ箱を小さくし、シャンプー、ボディーソープ、洗顔、ハンドソープをやめ、ナプキンを置くのをやめたりなどをコツコツ行う。
その結果、今まであった物がなくなるのでスペースが空き、家の中がすっきりするようになりました。
食べ残し、食品ロスがなくなった
食材の買い出しは1週間に1度、その週に食べきれる分を買うようにしました。
食材の買い出しの前に何があるのか、賞味期限などを確認することで同じものを買ってしまうのを防ぎ、腐って捨ててしまう前に食べきれます。
また、作るときも食べきれる量を作ることで、食べ残しを防ぐことができました。
勝手に節約になった
単純に買うものが減ったので、節約しようと思っていなくても、ゴミを減らす取り組みをしていったら自動的に節約になりました。
例えば、使い捨てアイテムを買わない、有料のゴミ袋のサイズが小さくなった、ナプキンをやめた、図書館を利用する、不要なものは買わないなどがあげられます。
まとめ

▼今回は以下の内容についてまとめていきました。
- 家庭で出るゴミの量
- ゴミを減らす取り組み
- 実践した結果どう変わったのか
▼まとめると以下のようになります。
- 1人1日当たりのゴミの排出量は約918g
- 家庭で出来る取り組みはたくさん(今回は29選紹介しています)
- 実践するとメリットばかり!
以上、参考になると幸いです。
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