『食品ロス』や『フードロス』という言葉を聞いたり目にした経験ありますか?
最近では学校でも取り上げられることが多くなり、大人のみならず子供にも身近な言葉となっているようです。
聞いたことはあるけどいまいちわからない、知っているけど『何をしたらいいかわからない、という人もいるでしょう。
▼そこで今回は『食品ロス』について以下の内容で届けしていきます。
- 家庭で食品ロスを減らす方法10選
- 食品ロスとは簡単に言うと
- 食品ロスを減らしたほうが良いわけ
では、さっそく見ていきましょう!
家庭で食品ロスを減らす方法10選
食品ロスを減らす取り組みは今からでも出来る簡単なものばかり。
でも今は、この方法を読むだけでオッケー!読むだけで確実に意識が変わっていくでしょう。
- フードバンクを利用する
- リボベジをする
- 賞味期限について知る
- 家の食品を把握する
- 食材の可食部分を増やす
- 直ぐ使わない食材はとりあえず冷凍
- 訳あり品の通販サイトを利用
- 賞味期限が近い物を選ぶ
- おつとめ品を選ぶ
- 多く買わない、注文しない
フードバンクを利用する
お土産、お歳暮で人からもらったり、買い置きしたけど食べきれないなどの理由で賞味期限が過ぎ、結局捨ててしまった経験ないでしょうか。
そんな時に利用できるのがフードバンク、食品を寄贈できる場所があるんです。
主な場所は自治体や地域の福祉施設、最近では商業施設でも行っていることがあり、その活動は食の支援が必要な方のもとに無償で届けてくれるものになっています。
▼個人で出来るフードバンクについてはこちらを参考にしてみてください。
リボベジをする
リボベジとは再生野菜のことをいい、本来捨てる部分をもう一度再生し食べられる部分を増やすことをいいます。
捨てる前に食べるとこを増やすことで、食材の量を多少増やすことができるでしょう。
▼やり方についてはこちらを参考にしてみてください。
賞味期限について知る
食品に書いてある賞味期限とは、食品を開封せず保存方法を守って保管していた場合に「品質が変わらずおいしく食べられる期限」のことを言います。
賞味期限が切れているから捨てるではなく、見た目や匂いを確認し食べられないか食品ごとに判断すると良いでしょう。
家の食品を把握する
冷蔵庫や調味料、保存用の食材など今ある食品を週1回程度確認することで、買い出しの時に同じものを買ってしまう行為を防ぐことができます。
また、消費期限(安全に食べれる期限)を確認することで、期限が短い物を先に使うことができるため食材を捨てなければいけない状態を防ぐことができるでしょう。
食材の可食部分を増やす
細かい話になりますが食材の皮や葉の部分は捨てずに食べることで、多少ですが量が増えゴミとなる部分が減ります。
ジャガイモの皮、大根の皮など剥いて破棄すると実際には食べられる部分なので食品ロスにつながり、またゴミの量が増えてしまいます。
可食できる部分はなるべく食べるのが栄養面からもベスト!
直ぐ使わない食材はとりあえず冷凍
痛むのが早かったり、量が多くて使い切れない分はとりあえず冷凍してしまいましょう。
なんと言っても日持ちが違うので、味が少し落ちてしまってもゴミとして捨ててしまうことを防ぐことができます。
訳あり品の通販サイトを利用
まだ食べられるのに訳があって処分しないといけないものを販売している通販サイトがあります。
賞味期限が近いものも積極的に取り扱っていて、通常価格より安く手に入れることができる場合が多い印象なので廃棄削減にも貢献でき、お得感も得られています。
例えば、「junijuni」とか利用してるよ!
賞味期限が近い物を選ぶ
食材を買いに行ったら賞味期限が近い物を選ぶようにします。
賞味期限ができるだけ長いものを奥から取る。という事をしていましたが、売れ残ると結局破棄されるという事を知ってからは、1番手前の期限が短いものを進んで取るようになりました。
料理をする時に期限が短い物を優先的に使ったり、冷凍してしまいましょう。
おつとめ品を選ぶ
「おつとめ品」とは通常の価格より安くなっているものを言い、賞味期限や消費期限が近いものが多いです。
例えば、野菜や果物は傷んでる部分を少し取り除くだけで食べられるものが通常より安く手に入れられることが多いです。
そのまま売れ残ってしまうと食品ロスの原因に、しかしそれを上手く利用することで安く購入でき節約にもつながるでしょう。
多く買わない、注文しない
大体1週間で食べきれる量を目安に食材の買い出しをすると良いでしょう。
キャベツで例えると、1週間で使い切る量は半玉なのに1玉買った方が安いから1玉購入すると、使い切れず捨てることになってしまう確率が増えます。
また、外食の時も多く注文しすぎないよう気をつけるだけでも効果はあるでしょう。
食品ロスを簡単に言うと
『食品ロス』とは簡単に言うと、本来なら食べられるものを捨ててしまっていることを言い。食品ロスという言葉以外にも『フードロス』、『食料ロス』などと言われたりすることもあります。
本来食べられるものの内容としては、期限切れや食べ残し、売れ残り等があげられます。
日本ではこの『本来食べられるもの』が年間612万トン、1人当たりで計算するとお茶碗1杯分をゴミとして毎日破棄しているということ。つまり、まだ食べられるものを日々、大量に捨てているということになります。
そして、食品ロスの量を世界のランキングで見てみると驚くことに日本は第6位、それほど食料を無駄に破棄してしまっていると言うのが現状です。
食品ロスを減らしたほうが良いわけ
食品ロスを減らしていかないといけない理由について、大きく2つの原因があげられます。
- 食糧危機
- 環境問題
食料危機
世界では8億人以上が十分な量の食べ物を食べれていない現状がありますが、食料生産が追い付いていないということではないようです。
それなのに食料危機が起こるのは、本来足りているはずの食料のうち、3分の1が食品ロスによって破棄されてしまっている現状が影響しているよう。
また、食料危機は途上国だけの問題ではなく、世界の人口増加により先進国にも影響を及ぼすと言われています。
環境問題
食品ロスによりゴミとなってしまった食品は焼却処理することになり、その際に排出するCO₂は地球温暖化など自然災害の原因となります。
それだけでなく、食品が作られるときに使った資源(水、土地など)もすべて無駄ということに。
また、ゴミとなった食品を処理するために地方公共団体のゴミ処理費用など社会的コストの増加にもつながるため最終的には私たちの負担になっていることになるでしょう。
まとめ:『食品ロス』を減らすためにできること
▼今回は以下の内容をまとめていきましたので、結果は下記より進みください。
▼ゴミを減らす取り組みについてはこちら
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