キエーロに日当たりは必要?室内で実験してみた

サスティナブル

生ゴミを消滅してくれる家庭用生ゴミ処理箱の「キエーロ」ですが、一般的にはベランダや庭など外に置いておくことが多いです。

その理由としてあげられるのは風通しや日当たりが重要だからではないでしょうか。

しかし、外に設置する場所を確保することが難しかったり、場所があっても日当たりが良くない、という悩みがある人もいるのではないでしょうか。

▼そこで今回は以下の悩みや疑問についてまとめていきます。

  • キエーロに日当たりは必要なのか
  • キエーロは室内でも出来るか

調べてみても室内に設置しているという情報がほとんどなかったので、実際にやってみた結果もレビューしていきます。

meru(メル)
meru(メル)

では、さっそく見ていきましょう!

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「キエーロ」を室内でする準備

  • 黒土
  • ケース
  • 穴を掘る道具(シャベルなど)

黒土

黒土(14ℓ)はホームセンターで300円ほどで購入できました。

ネット購入も可能ですが、重たいからか倍以上の価格だったので楽をとるかお金をとるか・・・ということでしっかりお店から運んできました。

お店が遠かったり、車がないなどの場合はネット購入が便利ですよね。

【黒土を見に行く】

ケース

ケースは黒土を入れても破れたり、壊れたりしない耐久性があった方がいいです。

例えば段ボールはコストゼロで始められますが濡れに弱いので、段ボールが弱ってきたら詰め替える作業が必要になってくる場合があるのであまりおすすめできません。

そして、大きさは家庭によってゴミの量や置き場所で決めるといいですが、生ごみを埋めるので高さは20cm以上は欲しいところです。

ちなみに我が家はプラスチックのケースが余っていたのでそれを使っています。

穴を掘る道具

スコップでもシャベルでも土を掘れるものなら大丈夫です。

実際に用意したのはステンレス製のもので、頑丈、重くない、錆びない、安い、それでいて地球に優しいリサイクル可能な金属ということでこちらを選びました↓

【ステンレスのシャベルを見に行く】

「キエーロ」を室内でやった結果

結論から言うと、室内で「キエーロ」をやった結果どうなったか・・・

しっかり、生ゴミが消え(分解され)ました!!!

では、どんな感じでやっているか、画像を交えてみていきましょう。

室内での「キエーロ」はこんな環境(条件)

  • 室内温度約22度
  • 湿度約30%
  • 日当たりなし

冬の寒い時期から始めましたが、暖房があるので寒くはないですけど、乾燥はしていると思います。

黒土があまり乾燥するのもよくないようなので、注意が必要ですね。

室内といっても温度や湿度、日当たりや風通りなどによって分解状況は変わってくるとは思うので、参考程度にご覧ください。

今回は冬の場合を載せていますが、夏の暑い日に虫や匂いなどの心配があるのでどうなるのか、またその結果も追加していこうと考えています。

室内「キエーロ」の手順

①20cmほどの穴を掘り、生ゴミを入れる。

②黒土と生ゴミをザクザク混ぜる。

③穴を埋め次に埋める穴がわかるようシャベルをさしておく。

以上で、1回目の生ゴミ投入完了

室内「キエーロ」分解の様子

5日目・・・まだ形は残っていますが黒土に同化している感じで分解は進んでいる様子。

14日目・・・まだ少し残ってる感じはありますが粉々になっていて、ほとんど消えてました!

「キエーロ」に入れられる生ゴミ

「キエーロ」には分解しやすいものと、時間がかかるもの、また分解できないものもあります。

基本的に乾燥しているものや、骨など人間の胃袋で消化できそうにないものは難しいようで、加熱されているのもや水分を含んでいるものが得意な印象です。

入れてもいいかわからないっという場合は一度入れてみて、残るようなら取り除けばいいのでそこまで気にすることがないように感じました。

ちなみに私が入れないものは、卵の殻、玉ねぎの皮、生の芋類、カボチャの種、骨などです。

「キエーロ」に生ゴミを入れる頻度

そこまで大きさがない「キエーロ」に毎日生ゴミを投入するのは手間もかかるし、分解が追い付かない場合があるので、避けたいところ。

何日か生ゴミを貯めて置いて「キエーロ」に入れることで、その期間も発酵が進み、分解されやすい状態になるようです。

参考までのやり方としては週2回ある燃えるゴミの日に「キエーロ」に生ゴミを投入するというやり方です。

このやり方だと、地域によりますが3日分と4日分と別れますが、今のところ入れ忘れがないのでおすすめです。

生ゴミをためておく容器は、蓋つきで匂いがなく、洗うと簡単にキレイになり、3、4日分貯めれるものがいいということで、画像のホーローを採用しました。

3、4日分ためるとなると、サイズが小さいとバナナの皮やアボカドの皮などかさばるものがあると大変なので大きいサイズのものが便利でした!

ホーローを探しに行く

【まとめ】「キエーロ」に日当たりは必要?

結論・・・なくても大丈夫だった

今回の実験で日当たりはなくても分解はされることがわかりました。

日光に当たると温度が高くなり、バクテリアが活発に動き分解速度が上がるようです。

しかし遅くても徐々に分解されてますので日が当たるところがないよ、という人も挑戦してみる価値はあるでしょう。

個人的には冬に外に出る必要もなく、風や雨、雪からも守られている室内キエーロは最高です。

環境にも家庭にも優しい自然のゴミ箱、「キエーロ」を一家に一台持ってみてはいかがでしょうか。

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