掃除機はいらない!メリットだらけの脱そうじき生活とは

サスティナブル

家の掃除をするといえば、掃除機で床のゴミを吸うというのが一般的で、掃除機はいまや一家に一台があたりまえではないでしょうか。

もちろん我が家も、ついこの間までは掃除機で掃除していました。

が、現在は脱そうじきに成功することができ、以前より快適に暮らすことができています。

同じように掃除機をやめたい、やめる方法を知りたい、メリットやデメリットを知りたいという人に向けてのお話になります。

▼今回の内容はこちら

  • 脱そうじきをする理由
  • 脱そうじきの方法
  • 脱そうじきのデメリットとメリット
meru(メル)
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では、さっそく見ていきましょう!

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脱そうじきをする理由

脱そうじきをするきっかけとなったのは、「脱プラ」。

「脱プラ」とはプラスチックゴミを極力減らしていこうという取り組みです。

▼「脱プラ」については、下記を参考にしてください。

そして、環境に配慮し電気を使わない持続可能な掃除方法に変えようと考えたのが主な理由。

その他に、そうじきは髪がからまり、吸いが悪くなるのがストレスだったのも理由にあげられます。

脱そうじきの方法

脱そうじの方法、それはずばり「ほうき」を使用すること!

原材料は棕櫚(しゅろ)・シダ・竹などの植物素材で出来ているので、脱プラにもなるでしょう。

家の中をほうきで掃くなんて、畳が主流だった昔のことだと勝手に思い込んでいましたが、フローリングやカーペットでも問題なく、むしろ快適に掃除できるんです!

「ほうき」は掃除する床によって得意とする種類があります。

  • 「棕櫚(シュロ)箒」
  • 「江戸箒」
  • 「はりみ」

「棕櫚(シュロ)箒」

「棕櫚(シュロ)箒」は、「棕櫚」という木の「樹皮」をまとめて組み合わせたほうきで、床が畳やフローリングに適していています。

繊維が細いのでパウダー状の埃やわたぼこり、髪の毛などもをよくからめとり集めることが可能。

また、繊維には油分がふくまれ、やわらかいので床を傷つけることなく、埃が舞い上がりにくく、さらに使い続けると艶が出てくる効果もきたいできます。

床が畳やフローリングの場合は「棕櫚箒」がおすすめでしょう。

「棕櫚(シュロ)箒」の詳細はこちら

江戸箒

「江戸箒」はイネ科の「ホウキモロコシ」という「草」を編み上げたほうきで、カーペットや絨毯、ラグに適していています。

繊維が「棕櫚」より太く弾力があるため、抵抗の強い「敷物関係」の中のゴミにも、十分効力を発揮してくれます。

カーペットや絨毯、ラグの場合は「江戸箒」がおすすめでしょう。

「江戸箒」の詳細はこちら

「はりみ」

ちりとりの原型ともいえるのが「はりみ」。

昔は『実がはいる』とも言われ、縁起物でもあった「はりみ」は、和紙に柿渋が塗ってあるので静電気がおきにくく、ゴミがまとわりつきにくいのが特徴です。

「はりみ」の詳細はこちら

脱そうじきのデメリットとメリット

デメリットに感じるのは、そうじきに比べると多少時間がかかる点。

しかし、時間をかけた分、丁寧な掃除ができ、ゴミも見える化するので結果的にはそうじきよりもキレイな状態を保っている感じがします。

そしてデメリット以上に、メリットが多いのが「ほうき」の魅力でしょう。

  • 電気がいらない
  • 節約になる
  • 掃除機の排気がなくなる
  • 手入れがらく
  • 軽い
  • ゴミが見える化する
  • そうじきでは吸い込めない隙間も掃ける
  • 長く使える
  • 音が静か
  • コスパが良い
  • プラスチックフリー

電気がいらない

電気がいらないので充電の必要もなく、コンセントの有無も関係ないです。

また、コードが足りない・・・なんてこともなくなるので、ストレスなく掃除をすることができるでしょう。

節約になる

そうじきは使っている間や、充電するさいに電気を消費します。

「ほうき」に変えることで、電気を使わないぶん、節電になり電気代の節約にもつながります。

電化製品は数年で買い替えが必要になり、新たに購入したり粗大ごみとして捨てるのにもお金がかかりますが、「ほうき」は少ない手入れで長く使うことができるのでその分、無駄なコストがかかりません。

掃除機の排気がなくなる

そうじきを使用していると、排気の臭いが気になった事はないでしょうか。

使用しているうちに内部に蓄積された、ゴミやホコリの汚れが匂いの原因かもしれません。

そしてそうじきによっては、排気から吸引したごみなどの微粒子が混じってしまうこともあり、空気が汚れてしまうことがありますが「ほうき」の場合その心配がありません。

手入れがらく

そうじきには、手入れが必要です。

種類によりますが本体、ヘッド、ホース、ダストカップ、フィルターなどの水洗いや拭き掃除、絡まりをとる作業などがあります。

一方、「ほうき」は掃きぐせが気になるときに直したい部分の穂先表面を、霧吹きでしっとりする程度に軽く湿らせ繊維を伸ばし整え自然乾燥するだけなのでほとんど手入れは必要ないでしょう。

軽い

最近ではそうじきもかなり進化し軽い印象ですが、やはり「ほうき」のほうが断然軽いでしょう。

運ぶときや階段のそうじなども軽くて楽なので、苦ではなくなりました。

ゴミが見える化する

毎回、はりみに入ったゴミを見れるので、部屋のゴミの量を把握することが出来、キレイになっているのが目で見てわかります。

また、はりみに入ったゴミの処理はゴミ箱に捨てるだけと簡単なのも良いでしょう。

そうじきでは吸えない隙間も掃ける

床と壁の細い隙間、階段の細い隙間など、そうじきでは吸えない隙間も「ほうき」では掃くことが可能でしょう。

ほこりなども毛の密度が高いため、しっかりとかき集め逃さずキャッチしてくれます。

長く使える

そうじきの寿命は手入れをして7年ほどと言われていますが、実際には詰まりや匂いが気になり3年ほどしかもたない印象です。

いっぽう「ほうき」は、人生で3本あれば足りると言われているように15年~20年、それ以上使えることも珍しくないようです。

音が静か

そうじきの機械音は大きく、苦手な方も多いのではないでしょうか。

小さな子供が寝ていたり、テレビを見ていたり、夜中のアパートやマンションでの掃除などでも、音を気にすることなく掃除することが出来ます。

コスパが良い

少し良いそうじきを購入しようとすると数万円かかってしまいますが、「ほうき」は良い物でも1万以内で買えるものもあり、長持ち、かなりコスパが良いと言えるでしょう。

プラスチックフリー

プラスチック素材で出来ているそうじきではなく、植物素材で出来ている「ほうき」はプラスチックフリーな掃除道具なので、プラスチックゴミを減らすことができ環境にも配慮できます。

まとめ

▼今回は以下の内容についてまとめていきました。

  1. 脱そうじきをする理由
  2. 脱そうじきの方法
  3. 脱そうじきのデメリットとメリット

▼まとめると以下の内容になります。

meru(メル)
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以上、参考になれば幸いです。

▼エコな掃除について知りたい方は合わせてこちらもご覧ください。

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