最近SDGsの観点からも注目されているエコ掃除。
それに欠かせない「重曹」というアイテムを、最近よく耳にする人も多いのではないでしょうか。
100均でも手軽に手に入れられるのでとりあえず買ってみたものの、使い方がわからず結局使ってない、という声もよく聞きます。
▼そこで今回は、以下の内容についてまとめています。
- 「重曹」がエコな理由
- 「重曹」は何の掃除に効果的?
- 「重曹」で掃除する方法
では、さっそく見ていきましょう!
「重曹」がエコな理由
そもそも「重曹」は自然界の海、川、湖、温泉などほとんどの水に存在していることをご存じでしょうか。その役割は常に汚れを分解し、地球の浄化を助けると言われています。
「重曹」は自然界に存在し、さらに汚れを分解しているということから見ても環境にやさしい、うまりエコなアイテムだと言えるでしょう!
また、「重曹」は人間の体内にも存在し呼吸や血液・体液などの命にかかわるシステムを支える物質ということから見ても、当然ながら人体にも無害なことがわかります。
例えば、お風呂の水に「重曹」を溶かすと、からだがキレイになり、湯舟もキレイにしてくれ、その水を流すと排水パイプまでキレイにしてくれ、さらに流れ出た水も環境に害がないとなれば言う事なし、ではないでしょうか。
「重曹」は何の掃除に効果的?
- 焦げ
- 研磨
- 消臭
焦げ
鍋やコンロのゴトクなど洗剤でも取れない焦げ付いた汚れに重曹は効果的。重曹(炭酸水素ナトリウム)は、水に解けると弱アルカリ性になりマイナスの電気を持つことになります。
焦げ付いた汚れもまた、マイナスの電気をもっていて、これらに引き付けられるように水分子がくっついているプラスの電気が汚れの間に入っていき、汚れを柔らかく落ちやすくしてくれます。
研磨
重曹は水に溶けにくいためペースト状で使用することができ、結晶はゴツゴツした形なので、汚れを剥ぎ取りやすく、こするだけで汚れが落ちやすくなっています。
クレンザーのような研磨作用がありますが、クレンザーほど粒子が硬くないので、傷つきにくいのが特徴です。
消臭
重曹は中和作用(酸性を中和し中性へ変化させること)により、生ゴミや汗の匂い、靴やトイレの匂いなどに効果的。
また、静菌作用(雑菌の繁殖や増殖を防ぐ)により雑菌の活動を抑えてくれるので、悪臭になりずらくさらに消臭効果を高めます。
「重曹」で掃除する方法
重曹は使い方を覚えれば、とても便利でエコな掃除アイテムとなります。
キッチン、浴室、トイレなど水回りの掃除に効果的、その中でも今回は以下の場所を掃除する方法を紹介します。
- ゴトク
- 電子レンジ
- コンロ
- 排水溝
- お風呂の床
ゴトク
- 水500mlに対して重曹を大さじ2を入れる
- 火にかけ沸騰したら火を止める
- 触れられるくらいの熱さになったらいらなくなったクレジットカードなどで焦げを落とす
- 液体せっけんを付けたたわしなどでこする
水500mlに対して重曹を大さじ2を入れ、火にかけ沸騰したら火を止める。触れられるくらいの熱さになったらいらなくなったクレジットカードなどで焦げを落とし、液体せっけんを付けたたわしなどでこすることでベトベト汚れや焦げを落とすことができます。
電子レンジ
- 布巾やウエスなど布を水で濡らす
- 電子レンジで2分ほど温める
- 汚れに重曹ペーストを塗る
- 汚れをこすり取る
布巾やウエスなど布を水で濡らし、電子レンジで2分ほど温めることで水を水蒸気に変え汚れがなじんだところで、汚れに重曹ペーストをぬりこすり落とると簡単にキレイになります。
コンロ
- 水2に対して重曹1の割合で重曹ペーストを作る
- コンロの焦げやベタベタ油に重曹ペーストをのせる
- 汚れがひどい場合30分ほどそのまま待つ
- ヘラで汚れを削る
頑固なコンロの汚れには重曹ペーストが効果的。コンロに直接、重曹ペーストを塗り待ってヘラを使うとみるみる汚れが落ちます。あきらめていたコンロ汚れもこの方法でキレイになりました。
使用しているヘラを見に行く排水溝
キッチンの排水溝は生ゴミなどの影響で匂いが気になるときはないでしょうか。
そんな時は重曹を夜寝る前に、パラパラとふりかけておくだけで消臭効果が期待できます。
お風呂の床
お風呂場の床など汚れが気になるときは、重曹をそのままふりかけアクリルたわしなどでこするだけで、研磨作用により汚れがキレイになります。
まとめ
▼今回は以下の内容をまとめていきましたので、結果は以下より進みください。
重曹はエコなだけでなく安価で購入することが出来るので、家庭にも優しいアイテムです。
一度やり方を覚えると、とっても簡単で便利。用途別に洗剤を購入する必要もなくなるなどメリットがたくさんです。エコな掃除に興味がある人は、まず重曹から試してみるのはいかがでしょうか。
使用している重曹を見に行く
コメント